2009年10月15日

院長日記

天ヶ瀬ダムを見てきました

天ヶ瀬ダム.jpg
今日は朝7時から8時まで、宇治の近鉄大久保駅前で街頭宣伝。多くの人たちの支援を得ながらやってきました。

その足で、なぜか政府のダム見直し方針にもかかわらず、その対象にならなかった(つまりこのまま押し進める)天ヶ瀬ダム再開発の現場を見てきました。

現在900トン/秒放流できるこのダムの左岸(写真では右端あたり)にトンネルをつくり、そこから600トン/秒流せるようにして、合計で1,500トン/秒の放流を可能にしようという計画です。

その目的は?
急速に放流できることで琵琶湖沿岸部の被害を軽減する、ということですが、すでに「琵琶湖総合開発事業」で琵琶湖沿岸部は一定の対策がなされており、その根拠は崩れています。

むしろ、
ダム周辺に断層がありこの工事は大丈夫なのか?
下流の宇治川堤防が1,500トン/秒の放流に耐えられるのか? 
1,500トン/秒を流すために、世界遺産である宇治「塔の島」周辺の景観を破壊していいのか?
など、なぜこの計画をストップしないのか不思議でなりません。

この工事の利水分が京都府民の水道料金値上げにつながります。
430億円以上の費用がかかるこの工事、無駄をはぶくためには撤退しかない、と確信を深めた見学でした。

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