2009年11月 7日

院長日記

畑川ダム建設予定地に行ってきました

畑川ダム.jpg

京丹波町(旧丹波町、瑞穂町、和知町が2005年合併)で建設が予定されている畑川ダム。今日はその予定地に行って、地元の人の話を聞いてきました。
ダムができると、写真の上を走る道路の橋脚は半分くらい水につかるようです。

旧丹波町や瑞穂町は、由良川、桂川の分水嶺に位置し、従来は水不足に悩まされてきた地域です。そのため1998年から水道統合整備事業で100億円を超える事業費を投入して、40数カ所の新規水源を確保し、今では9,100トン/日の水量が得られるようになっています。しかもこの水源は水道管で一体化されておりい、平均的な使用水量6,200トンは問題なく確保できています。

町は今後5,000トンの増量が必要と言っていますが、
今後人口が増える見込みがないこと、
「事業所の増量要望」が過大に見込まれていること、
いざとなれば水の豊富な旧和知町の水源や和知ダムの活用が考えられること、
などから全く必要がないことは明らかです。

このダムには、水の確保という「利水」だけでなく、洪水を防ぐ「治水」目的も付け加えられましたが、畑川が合流する高屋川の方がずっと流量が多いことから、あまり意味があるとは思えません。

建設費の77億円(すでに37億円は使用すみ)のムダも許せませんが、これに加えて、地元には10億円の高度処理施設の建設費も求められるようです。今でも京都市内の約2倍の水道料金がさらに引き上げられることは必至です。

10月15日「天ヶ瀬ダムを見てきました」、10月29日「前原国土交通大臣の脱ダム宣言」でも書きましたが、やはり「コンクリートから人へ」です。
このお金は、もっと必要なところへ使いましょう。

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