2009年12月16日

院長日記

公務員バッシング

昨今公務員に対する目は、非常に厳しくなっています。私は民間病院で仕事をしているので、民間で働く人たちが公務員に対して、厳しい目を向ける理由はよく分かります。給料が下がった、ボーナスが出ない、いつクビになるか分からない、いつ会社・事業所がなくなるか分からない、民間で働く人たちはそんな状態に置かれています。それなのに「公務員は身分が保障されているじゃないか」「なんだかんだいってもボーナスはたくさん出るじゃないか」、そんな気持ちの方が多いのです。

「ボーナス府・京都市は減」という見出しの記事を読んでみると、「京都府知事は301万2234円・・・府職員(平均年齢44・3歳)の平均支給額は92万7500円」

「下がってもこれだけもらえるのか」といくつかの懇談会で意見が出されました。
また公務員がわれわれ民間で働く者に何をしてくれているのか分からない、見えない、それならそんな公務員は少なくてもいいじゃないか。そう思っているのです。

であれば、公務員がやるべきことはただ一つです。地域へ出て、地域・民間の状態がどうなっているのかしっかり見て、どんな政策が求められているかを、一緒に考えること、そして一緒に有効な政策を打ち出すことです。地域や民間の方々と一緒に汗をかき、その仕事ぶりを理解してもらうこと、それ以外に方法はありません。

理屈の上では、「公務員の給与が下がると民間も下がり、それがまた公務員給与を下げる」デフレスパイラルに陥るのですが、だからといって「公務員の給与を下げるな」、とは誰も言いません。

公務員バッシングをして溜飲を下げている国は必ず滅びます。それを変えることができるのは公務員の努力以外にない、私はそう思います。
「府庁をあげて地域へ出よう」「府庁をあげて府民の中へ」
これが私の考えです。

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