2010年1月 6日

院長日記

美山に漁業協同組合?

美山漁業協同組合.jpgのサムネール画像
私は釣りをしませんので、恥ずかしながらなぜ山林に囲まれた美山(みやま)に漁協があるの? と思ってしまいました。でも言われてみると、清流美山川の鮎は有名でありなるほどです。

今は「美山町」ではなく、「南丹市美山町」なのですね。
「日本一の田舎を自称する美山町」で売ってきた北桑田郡美山町は、そのコンセプトにあこがれた方が200世帯移住してきた町でもありましたが、なぜか船井郡園部町、八木町、日吉町と合併し、南丹市になったのです。

もう一つの北桑田郡であった京北(けいほく)町は京都市と合併し、今は京都市右京区。美山も京北もかつては森林、林業が有名でしたが、今は昨年12月29日にも書きましたように、林業は衰退しており、林業従事者の減少、高齢化は待ったなしです。

しかし地球温暖化防止、CO2排出削減に、森林の役割は極めて重要であり、抜本的な対策が必要です。もちろん美山で従事している人の多い農業も重要です。2005年10月の統計で65歳以上の高齢化率38%ですので、今はそれよりさらに高齢化が進んでいるはずです。

そこを支える医療も公設民営の有床診療所が頼りであり、医師の自己犠牲のうえに成り立っているのが実態です。看護体制も大変で、それが19床の有床診療所を4床の有床診療所+15床の転換型老人保健施設にした背景のようです。

放置しておくと都市部と地方の格差が開く一方ですが、そこへ市町村合併を進めてさらにその格差を拡大してきたのがこの間の京都府、日本の実態だったと思います。地方の自然、食料、温暖化防止効果に依存しているのが都市であるのですから、今度はその流れを逆転させることが求められていると思います。

実はそのことが地球を救い、農林漁業で新たな雇用の場を確保することになるのですから。

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