2010年1月 9日

院長日記

京大アカペラ

京大アカペラ.jpgのサムネール画像

今日は朝からいろいろなところであいさつをした後、午後からは私の所属する京都民医連の「新春のつどい」でした。そこで伊藤千尋さんの講演を聞きました。

私は昨年の1月にキューバの医療視察に行きましたが、予備知識を得るために読んだ本の一つが伊藤千尋さんの「反米大陸--中南米がアメリカにつきつけるNO--」でした。これを読むと、なぜ今、中南米の圧倒的な国で反米政権ができているのかが分かります。

講演は、予算の30%を占めていた軍事費をなくして教育費にまわし、医療も無料化したコスタリカという中南米の話が中心でした。この国では憲法を活用しており、身近なことで問題が生じると「憲法違反」で訴訟を起こすそうです。その数は1年間に1万2千件。裁判所がパンクしないように人数を増やしている、というところがたいしたものだと思います。

日本では、医療・介護といった社会保障に典型的にあらわれていますが、供給(財政)に合わせて需要を抑制するのが当たり前になってしまいました。キューバもコスタリカも経済的には貧しい国ですが、いずれも医療や教育は無料で、それで国がつぶれるわけではありません。要は国の姿勢だと思います。ましてヨーロッパの先進国では当たり前の「医療と教育は無料が基本」が、この日本でできないはずがありません。まずは京都府でできるところから実現し、国のあり方も本格的に変えていきたいものだと思います。

伊藤千尋さんから紹介していただいた名言が2つ。
オバマ大統領「理想を掲げてそれに向かう」
金大中「行動する良心」
この2つの言葉を共有しながら頑張りたいと思います。

写真の「京大アカペラ」は、夜の左京医師会新年会に登場したサークルです。なかなかの歌声でたいしたものだと思いました。クラブで歌うこともあるそうです。17年くらいの歴史があるらしいですが、私が在宅中にはありませんでした。私の卒業は1980年、ゴスペラーズのデビューが1991年なので当たり前と言えば当たり前なのですが・・・、歴史を感じます。

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