2010年1月11日

院長日記

よみがえれ里山の米作り

富士山.jpg

副題は「小さな米屋と農家の大きな挑戦」、昨日のテレビで放送されていた番組を、ようやく見ることができました。

内容は、「里山の美しい田んぼを守りたい」という農家と、「米は高く売りますから、環境を汚さない無農薬米を作ってください」「農家の苦労を消費者に伝えます」という米屋との取り組み。

棚田の耕作放棄地をよみがえらせる試みだけに苦労が耐えません。黒いホース、ビオトープの利用で水を温めるなど、いろいろ頑張っています。

長年耕作放棄をしていた田んぼなので、苦労して田植えをしたにもかかわらず田んぼが乾いてしまい、二度目の田植えをする農家。自然を相手にするために何が起こるか分からないのが農業。苗がなくなったために、同じ漢方農法を行っている農家から苗を分けてもらう場面がありました。助けあいの精神です。

日当たりが悪く成長しない稲。いもち病などの病気にもおそわれます。

必ずしも万々歳で終わるわけではありませんが、1年、2年と経験を積みながら、耕作放棄地を復活させていく試みは感動的でした。

番組の終わりに「耕作放棄地は日本の全農地の1割」とコメントがありましたが、それくらいのものなのか、もっと多いのではないかとちょっと心配になりました。

綾部で医師として働いていた頃、病状が進んでいた患者に入院を勧めたところ、「わしの代で、先祖代々受け継いだ田んぼが終わってしまう」と嘆いていた人がいました。その田んぼは今どうなっているでしょうか。

ところで、写真は新年に友人から送ってもらったものです。この話とは関係はありません。

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