2010年3月13日

皆さんのコメント

府立医大を受診された奥さんの夫へ

大変でしたね。

お気持ちは察しつつ、私は、それが医療現場の現状であるとつい弁護をしてしまいたくなる複雑な気持ちでいます。

 

私もCDでデータをいただき、診察室では開けないので、医局へ持っていき、それでもコンピューターと相性が悪く、開けず困った経験は何度もあります。その間に待合室にはまた患者が増え、お互いにイライラ感がつのる悪循環が起こります。

 

肝硬変については採血結果で結構分かることもあり、おそらくは私と同じ経験をたくさんしておられるために、「未だ若いし、そんなに悪くないし、イザとなれば移植も云々」となったのでしょう。

 

でもそのCDには、紹介状や採血結果には表れない大切な情報があるかもしれず、ましてや「京都を代表する病院」へ受診された患者の気持ちをないがしろにする姿勢は、やはり問題があると思います。

 

一言で言えば、「この先生が悪いわけではないでしょうが、つくづく医療の貧困を思います」のコメントに凝縮されます。

きれいな言い方になってしまいますが、医療・介護の再生の中で、納得のいく医療が行えるような環境づくりに努めたいと思います。

 

ところで、贈っていただいた本の趣旨は、「行政にプロをつくれ」と理解しました。

私も医療職にいる者として、公的病院に対する不満があります。それは事務長が全く別の分野から来て、23年で交代しまた全く別の分野の仕事をするという、事務職のあり方です。

 

今の医療状況はとても素人が対応できるものではありません。民間病院では、院長、看護部長、事務長がケンケンガクガク、必死になってそれぞれの立場から意見を交わして地域の医療、自らの病院のあり方、職員の養成などを考える時代です。

 

公的病院の事務長がそんな状況では、民間病院や開業医の医師からは信頼されません。そのことは、私がお会いした病院長も同じ思いをしておられます。

プロの養成は、公(おおやけ)でも、いや公にこそ求められているのだと思います。

 

付け加えるならば、それは事務長個人が悪いわけではありません。私がお世話になった方にも、そのような経過で事務長になられた方がおられます。個人としてはとてもいい方で、有能な方だと思います。あくまでも組織のあり方として、プロの養成が必要だと思うのです。


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