今日のちょっと遅い夕食は、ベジタリアンのレストランTOSCA。ひょんなことで知り合った方の娘さん達が始めた店で、今日はお披露目の日。私の病院から歩いて5分。京大農学部正門の東隣。まだベジガイドにも載っていないし、HPもない。
この一家は、福島県で井戸を掘り、農業を営み、自足自給の生活をしていた。5人の子供は自宅分娩。ベジタリアンで育ったとのこと。そこへ今回の震災。家族会議を開き数時間で福島県脱出を決めた。その後に福島第一原発が爆発した。
「よく決断されましたね」と問うと、「まずは命ですよ」と明快な答えが返ってきた。今の時代、脱原発の考えの人たちが増えてきたとはいえ、「でも経済はどうなる?」という人もたくさんいる。それなのに、手塩にかけた生活基盤を捨てて、数時間で最小限のものを持って知人をたずねてきた判断力、行動力は並大抵のものではない。
私はベジタリアンではないが、有機野菜を中心に仕入れた材料で作られた料理はとてもおいしい。職員に紹介をするつもりだが、たまには抜け出して昼食を食べに来ようか?
Tel 075-721-7779
11:30〜15:30(ラストオーダー14:30)
17:30〜22:00(ラストオーダー21:00)
定休日は日、月曜日。
開店前からファンがいて、昼食の配達もしているとのこと。店の中に、お得意さんになった方から依頼されたポスター「京都が止めよう若狭の原発 peace parade舞鶴」が貼ってあった。こんな経験をしたら脱原発は当たり前のことだろうが、不特定多数の人を対象に、これから始める店に貼るのは勇気がいる(だろう)。しかしそんなことを感じさせない自然な雰囲気であった。
成功してほしいお店だ。








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