2011年12月25日

院長日記

第二中央病院の医療活動交流集会

12月22日に行われましたが、とても面白いものでした。172床になった中小病院でも、全職員があらゆる部署の活動を掌握することはできません。「栄養課の食事の工夫(本当に美味しそう!)」「検査課のアプネア検査(睡眠時無呼吸症候群)」「放射線課の有所見者リストでの管理、中断チェック」など、直接その成果を患者に返すことができ、医療活動の前進につながるものがあります。


一方で、外来・診療所が行う「気になる患者訪問」「お元気ですか訪問(独居者訪問)」などは単純ではありません。認知症や要介護者を訪問し、担当部門やケアマネージャーに情報を伝え本人が望む清潔保持手段(同性による入浴介助)につなぐことができた、取り組みの中で部署間の連携や相互認識が深まった、などの成果が生まれています。


しかし経済的問題、貧困問題など、一朝一夕で解決ができない問題もたくさんでてきました。すぐ目の前の患者の問題解決が求められる現場では、ソーシャルワーカー任せになりがちです。国、府、市の制度が絡み合っており、すっきりはしないが何とか対応している、というのが現状です。


私たちは、普段から制度の学習、署名活動、対行政交渉などを行っていますが、忙しい現場ではこれさえも一部の活動になりがちです。来年2月に迫った京都市長選挙。「交流集会」で解決できなかった問題を一歩でも前進させるものとして位置づけたいものです。

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