2010年2月19日

「あなたの声」にお答えします

卵巣癌術後の浮腫について

「アフターケア」と題して質問をいただきました。何だか医療コーナーになってきましたが、森本さんは大変不安でメールを送られたのだと思います。

 

術後ということに注目すると、下肢リンパ浮腫あるいは深部静脈血栓症が考えられます。一方で、両足ということですので、心不全など内科疾患の合併も考えられます。

 

いずれにしても、正確な診断は診察をしないと分からないのが実際です。主治医に他科受診を依頼する、あるいは直接内科受診などをして尋ねてみる、という方法がいいと思います。主治医は大きな問題と考えておられないようですが、率直に思いを伝えていただければ、まずこたえてくれると思います。

 

直接的なやりとりが最もいい方法です。今はセカンドオピニョンが当たり前の時代になっていますので、気軽に相談してみてください。


「こんなことを依頼したら、医師が気を悪くするのではないか」と考えすぎる必要はありません。ただし、要領よく依頼内容をメモ書きしておくなど、短時間で意図が伝わるような工夫はお願いします。

 

日本は先進30カ国に比較して、人口当たり2/3しか医師がいないため多忙です。時間が長引くと、充分な回答ができないままになってしまうことがありえます。

COMLという団体の「新・医者にかかる10箇条」は参考になります。


1.       伝えたいことはメモして準備

2.       対話の始まりはあいさつから

3.       よりよい関係づくりはあなたにも責任が

4.       自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報

5.       これからの見通しを聞きましょう

6.       その後の変化も伝える努力を

7.       大事なことはメモをとって確認

8.       納得できないときは何度でも質問を

9.       医療にも不確実なことや限界がある

10.     治療方法を決めるのはあなたです

 

受診の考え方についてお伝えするために、今回は個別の医療相談にお答えしましたが、これからはちょっと難しくなると思います。医療相談をご希望の方は、上記の考え方を参考にして、かかりつけの医師と相談をしていただければと思います。

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